フロンティア古典教室

『宿建徳江(建徳江に宿る)』原文・書き下し文・現代語訳

      2016/03/14

青=現代語訳・下小文字=返り点・上小文字=送り仮名・解説=赤字

五言絶句。作者:孟浩然(もうこうねん)

「宿建徳江」((けん)徳江(とくこう)宿(やど)る)=建徳江の岸辺に泊まる。

 

シテ煙渚

舟を移して煙渚に泊す

 

舟を移動して、夕もやにつつまれた岸辺で泊まる。

 

 

日暮客愁新タナリ

日暮客愁新たなり

 

日暮れ時には、旅の愁いが新たにわいてくる。

 

 

野曠クシテ

野曠くして天は樹に低れ

 

野原は広々として、天は木々の上に低く垂れ下がり、

 

 

江清クシテ

江清くして月は人に近し

 

川は()んでいて、月が近くに感じられるほどである。

 

 

韻=新・人

※五言詩は原則として偶数句末でのみ韻を踏む。

 

 

『漢詩』まとめ

 

 

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