フロンティア古典教室

『望廬山瀑布(廬山の瀑布を望む)』原文・書き下し文・現代語訳

      2016/03/14

青=現代語訳・下小文字=返り点・上小文字=送り仮名・解説=赤字

七言絶句。作者:李白(りはく)

 

廬山瀑布

()(ざん)(ばく)()(のぞ)

廬山の滝を遠望する

 

ラシテ香炉紫煙

()(こう)()()らして()(えん)(しょう)

 

太陽が香炉峰を照らして、(その峰からは)紫色のもやが立ちのぼっている。

 

 

カニ瀑布カルヲ前川

(はる)かに()(ばく)()前川(ぜんせん)()かるを

 

遠くに見えるのは、滝が前を流れる川にかかるようにして落ちている景色だ。

 

 

飛流直下三千尺

()(りゅう)(ちょっ)()三千(さんぜん)(じゃく)

 

飛ぶような流れは、まっすぐに三千尺もの高さを流れ落ちる。

 

 

フラクハ銀河ツルカト九天ヨリ

(うたが)ふらくは()(ぎん)()(きゅう)(てん)より()つるかと

 

まるで天の川が空から流れ落ちて来たのかと疑うほどだ。

 

韻=煙・川・天

※七言詩は原則として第一句末と偶数句末で韻を踏む。

 

 

『漢詩』まとめ

 

 

 - 未分類